フィンチ眼鏡
フィンチ眼鏡というのは、いわゆる、鼻眼鏡のことです。耳に掛ける部分であるテンプルがなく、眼鏡のレンズ同士をつなぐ部分であるブリッジにバネがあり、鼻をバネで挟むようにして装着します。簡単に言うと、洗濯ばさみに似た構造で、鼻を挟んで掛ける眼鏡です。
歴史的には、1880年から1900年頃に広く流行したのだそうです。
現在では、あまり使われていませんが、遠視用に小さいサイズのものを掛けている人を、たまに見かけます。これは、小さいフィンチ眼鏡を普通に眼鏡を掛ける掛け方に比べて、いくらか下げ気味に掛けることで、近くのものを見るときに、ちょうどフィンチ眼鏡が使えるようにしているものだと思われます。
こうして掛けることで、遠くを見るときには裸眼で見られ、近くを見るときにわざわざ眼鏡をケースから出して掛けるなどという手間が省けることになるからでしょう。
フィンチの眼鏡の注意点?
レトロな雰囲気もあり、おしゃれな感じのフィンチ眼鏡ですが、誰でもできる訳ではありません。なぜなら、鼻で掛けるため、鼻の低い人には、適していないと言えるからです。日本であまり広く流行しなかったのは、日本人の低い鼻には、フィンチ眼鏡は合っていなかったからなのかもしれませんね。
いずれにしても、フィンチ眼鏡を違和感なく掛けられるような、渋いスーツの似合う紳士になりたいものですし、そういう人にこそ、掛けて欲しいのがこのフィンチ眼鏡だとは言えないでしょうか。おしゃれに自信のある方は、ぜひ一度、挑戦されてみては如何でしょうか。ただし、笑われても、責任は取れませんよ。
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